コンドロイチンとは
近頃サプリメントの情報としてよく耳にすることのあるコンドロイチンとは、どういうものなのでしょうか。
このコンドロイチンには、ギリシャ語でいう「軟骨のもと」という意味が含まれています。
これは「ムコ多糖類」の一種で、加熱されるとジェル状に変化するという性質を持っています。
「ムコ多糖類」とは「粘りを持った多糖」という意味で人間の肌の奥にある真皮の主要成分のひとつでもあります。
人間の体内の軟骨の部分でネバネバとしたジェル状の性質を生かして、骨と骨の摩擦を防ぎ、クッションのような役割をしているのです。
そのほかにも、眼球や角膜、皮膚、内臓の肝臓、腎臓にもあり、さらに人体に約60兆個あるといわれている細胞をつなぐ役目も持っているのです。
また体内の水分をコントロールしているのもコンドロイチンです。
このコンドロイチンは、非常に高度の保水性を有しているのです。こうしたコンドロイチンの性質が利用されて、哺乳類や魚類から抽出・精製された後、化粧品やサプリメントとして使われているようです。
その中でもサメの軟骨は、特にたくさんのコンドロイチンを作るもとになっているようです。
その安全性はアメリカ食品医薬品局でも認められています。こんな人の体に重要な働きをするコンドロイチンですから、これからも私たちが健康を維持していく上で、ますます注目されるのは間違いないでしょう。
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